日野町議会は本日、決算審査の初日を迎えました。
1. 単年度収支の黒字化(9,012万円)について、前年度大幅赤字から、令和6年度は9,012万円の黒字に転じた。この改善要因は何か。またそれは一時的な要因か、構造的に改善したのか。今後も黒字を維持できる見通しを数値で示していただきたい。
2. 実質収支の大幅黒字(7億1,444万円)について、事業執行の遅れや不用額が要因ではないか。不用額の内訳を具体的に示し、黒字の質を説明していただきたい。
3. 翌年度繰越財源(5,390万円)について、事業の進捗や見積精度をどう評価するのか。繰越が発生しやすい分野と改善策を具体的に説明していただきたい。
4. 財政指標について
自主財源比率47%台は依然として低く、交付税や補助金への依存が強い。強化策はあるのか。収納率向上だけでは不十分。産業振興や定住促進による税源涵養策を具体的に示していただきたい。
5. 基金残高合計 約31億円を保有しているが、今後の活用計画はどうか。今後5年間の取崩し・積立の見通しを具体的に数値で示していただきたい。
6. 地方債現在高は 72億6,750万円である。施設更新期を迎える中で償還計画は大丈夫か。今後10年間の発行余力と償還スケジュールをシミュレーションして提示していただきたい。
7. 財務書類4表からは、純資産が約85億円不足と示されている。町民にどう説明し、改善を図るのか。改善の具体的ロードマップを提示していただきたい。
8. 減価償却率は66.8%で公共施設の老朽化が顕著。更新費用をどう確保するのか。更新総額と財源内訳を明示しなければ実効性が見えない。提示していただきたい。
9. 人件費・扶助費・公債費の義務的経費比率が高止まりしている。財源の硬直化を今後どう抑制するのか。町独自の効率化策や予防的な福祉施策をどのように検討しているのか。
10. 健全化判断比率では実質公債費比率6.1%、将来負担比率16.3%である。
健全化判断比率は基準内だが、将来負担比率16.3%は不安要素でもある。どうリスク管理するのか。具体的な原因と改善策を伺う。
等の質疑を行いました。明日も午前9時より決算審査を行います。
ぜひ傍聴にお越しください。




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