一般質問

日野町議会は本日、一般質問の2日目を行い、私・後藤は午後5時45分から全体の最終登壇者として質問に立ちました。質問項目は次の通りです。

①低所得世帯への支援策について

・物価高騰対策と生活支援

・住宅支援・住まいの確保

・就労支援と自立促進

・教育と子育て家庭への支援

・生活困窮者自立支援制度の運用

・デジタル化による支援格差の是正

・緊急支援とセーフティネットの整備

・低所得世帯支援における課題と今後の展望

②高齢化社会への対応と福祉施策の充実について

・域包括支援センターの体制と役割

・高齢者の移動手段の確保

・独居高齢者・認知症高齢者への支援体制

・高齢者の生きがい・社会参加支援

・福祉予算の現状と今後の見通し

・デジタル技術の活用による福祉支援

・地域福祉計画の推進とPDCAの実施

・高齢者が安心して暮らせる町のあるべき姿を問う

低所得者世帯への支援は、まず生活の安定を図るというためにとても大切なことです。物価高騰や雇用の不安定化により、低所得世帯は生活困窮に陥りやすく、健康や教育などにも深刻な影響が及びます。手厚い支援を行うことで、基本的な生活環境を保障し、安心して暮らせる地域づくりに貢献します。また、支援は社会的格差の是正にもつながり、町民間の分断を防ぐとともに、福祉や教育の公平な機会を確保するためにも不可欠です。さらに、低所得世帯を支えることは人口減少や高齢化が進む町の持続可能性を維持するうえでも重要であり、若年層や子育て世帯の定住促進にも寄与します。そうした点からも、低所得世帯への支援は町政における重要な施策の一つであると思っています。

不安なく子育てができ、子どもが夢を抱いてのびのびと育ち、医療費を心配せずに病院で診療を受けることができ、一日が終わり床に就くときも、誰もが不安を感じることなく安心して眠りにつける、そのような町にしていくために、一層の尽力をお願いしました。

日野町では令和5年度の高齢化率が32.1%と県平均の27.1%を上回り、今後も高齢者人口の増加が見込まれています。このような中で高齢化社会への対応と福祉施策の充実を図ることは喫緊の課題です。高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らし続けるためには、医療・介護・見守り体制の強化や、移動支援、買い物支援など日常生活に密着したサービスの整備が不可欠です。また、孤立や認知症の進行を防ぐ、地域のつながりづくりも重要です。こうした取り組みは、高齢者本人だけでなく家族や地域全体の負担軽減にもつながります。持続可能な地域づくりのためにも、福祉施策のさらなる充実が求められています。

 今現在、若い人も、子どもさんでも、皆さんも私たちも、いつかは必ず高齢者になる日が来ます。高齢者問題は他人事ではなく、みんな、自分自身のことであり、子どもの未来のことでもあります。

 「年を取ったら滋賀県の日野町で老後を暮らしたいなあ」そう言っていただける日野町にするためにも、より一層力を尽くしていただけるようお願いしました。

質問が終わると午後7時半を回っておりました。議員、執行側の皆さん、長時間ありがとうございました。

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