オーケストラ・ムジカ・チェレステのラストコンサート

日野町民会館わたむきホール虹にて、オーケストラ・ムジカ・チェレステのラストコンサートが開催され、家内と鑑賞させていただきました。

草津市出身で京都市立芸術大学・大学院准教授の中村典子さん作曲による「綿向きスピリトゥス」は、洋楽オーケストラと日野祭曳山囃子方交流会の日野祭囃子の協奏という初めての試みでしたが、オーケストラの壮大さや緻密さと、思わず体が動き出すような日野祭囃子の高揚感が見事にシンクロし、感動いたしました。

また、今回はベートーヴェン、ラヴェル、メンデルスゾーンの演奏に加えて、アンコールでもラヴェルが演奏され、緻密でありながらも、日本人である私にも何か懐かしく感じられるような、ラヴェル独特の調べも堪能させていただきました。

ムジカ・チェレステの演奏会は今回が最終となりますが、ぜひ今後も何らかの形で継承されていくことを強く期待しております。

ムジカ主宰の篠﨑靖男さんはじめ、オーケストラの奏者の皆さん、中村幸太郎会長をはじめとする日野祭曳山囃子方交流会の皆さん、素敵な時間をありがとうございました。