正明寺大屋根の補修を県に要望

法輪山正明寺（日野町松尾）のご住職である上見さん、檀家総代の堀井さん、周防県議、谷県議と滋賀県庁に伺い、同寺院本堂の檜皮葺大屋根（国指定重要文化財）や河村若芝（かわむらじゃくし）の十八羅漢掛軸の補修を要望させていただきました。

対応してくださった滋賀県文化スポーツ部の藤原次長は、滋賀県市町振興課にいらっしゃる時から何度もお世話になっており、今回も親身になって聞いてくださいました。

この場で補修時期を明言することはできないが、大変貴重な文化財であることは十分認識しており、できるだけ早期に対応できるよう調整していきたいとのこと。

特に本堂の大屋根は予断を許さない状況になっているものの、国指定重要文化財であるだけに、寺や檀家の判断だけで補修工事をするわけにいきませんし、少子高齢化などによる檀家数の減少などで、先延ばしになるほど、地元負担分にも不安が生じてきます。そのあたりの事情をしっかりと認識していただき、文化庁にも改めて強く要請をしていただきたいと思います。