多文化共生講演会

午後7時半より日野町民会館わたむきホール虹・ふれあいホールで開催された令和4年度日野町人権学習講座の多文化共生講演会に参加しました。

今回の講師はNPO法人京都コリアン生活センターエルファの南珣賢(ナンスンヒョン)さん。

在日2世の南さんは京都の南九条で、高齢化が著しいコリアンの方々のサポートを中心に、共に生きる社会を目指して地道な活動を続けておられます。また、息子さんは東京五輪・柔道73kg級銅メダリストの韓国代表、安昌林選手です。

文大統領政権下での強烈な日本バッシング以来、我が国でも国としての韓国はもちろん、韓国人個人に対するヘイト発言がネットなどを中心に後を絶ちません。

徴用工問題にしても慰安婦問題にしても、政治利用したり、互いに敵意をあおるような発言を目にするたびに、大変胸が痛くなります。

ですが、個人と個人の間では、たとえそれが韓国人であろうとアメリカ人であろうと、日本人同士であろうと、同じ部分も違う部分も同じ町で暮らす一住民として認め合い、気持ちよく生きていく事が大切だと、私は思います。

外国人、移住者、若者、高齢者など、それぞれ育ってきた環境や慣習が異なります。互いを知ろうと考えることから、真の多文化共生は生まれると思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました