このところ、夜は篳篥(ひちりき)の盧舌(ろぜつ)をコツコツと作っています。
篳篥は雅楽において主旋律を演奏する小さな縦型の笛です。
サイズは小さくても、きわめて大きな音を出すことができ、雅楽演奏の中心を担います。
この楽器のリード部分を盧舌と言い、厳選された葦を3年以上乾燥させた後、囲炉裏の天井裏などで燻した大変貴重な材料から作ります。
篳篥の音色は、この盧舌の出来に左右されてしまう部分が大きく、ダブルリードの特徴で吹き加減により音程が変化します。
盧舌の形になっても、この後、削るなどの微調整や、歌口の広がりを抑えるセメ作りなど、大変神経を使う作業が舞っています。






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