決算特別委員会

日野町議会は午前9時より決算特別委員会を開催し、令和5年度日野町一般会計決算について審査いたしました。

私からは一般会計決算全般について、税収入は微増しているものの、物価上昇やサービス需要の増加に対応する必要があり、今後の負担増が予想されることに対しどのような対応を計画しているのか。

地方交付税や国庫支出金など、依存財源に大きく依存している構造は改善の余地がある。国の経済政策や地方交付税の見直しが直接当町に影響を与えるため、安定的な自主財源確保が課題となるが、手立ては考えているのか。

財政健全化判断比率においては、将来負担比率は22.8%で、前年度から7.4ポイント低下しているものの、当町には老朽化した公共施設や更新が待たれるインフラ設備が多数ある。また、実質公債費比率は6.5%で、地方債の償還に充てたとはいえ、0.2ポイント上昇している。これらの要因を踏まえると、財政の硬直化も予想されてくる。また、財政力指数はここ数年徐々に低下しており、令和5年度では前年度より0.04ポイント低下し、0.65となっている。

こうした財政運営の状況は、今後の更なる健全化に向け、歳出の見直しや財源の多様化などが求められるが、どのような計画性をもっているのか。

などを質しました。この他にも、町が調整池用地として購入した、いせの地区の保留地について、その除草費用を公営住宅管理費として支出している点などを追及しました。

次回の決算特別委員会は10月29日(火)午前9時より終日開催されます。委員会は本会議での一般質問と異なり、質問内容通告書の提出はなく、当然、執行側からの答弁書提出もありません。そのため、本当のガチで質疑応答が行われます。議員資質がもっとも問われる会議となります。ぜひ傍聴にお越しくださいませ!

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