近畿ブロック林業グループコンクール

滋賀県庁新館にて令和6年度近畿ブロック林業グループコンクールが開催され、京都府、奈良県、三重県、和歌山県、兵庫県、滋賀県の各林業グループが活動発表をされ、私も滋賀県林業研究グループ東近江支部の理事、日野町林業研究グループの副会長として出席いたしました。日野町役場からは農林課の森岡主任が出席しました。

主催者である滋賀県びわ湖材流通推進課の水野梓課長、全国林業研究グループ連絡協議会の齋藤正会長の挨拶、来賓の林野庁森林整備部研究指導課の山本誠係長、(一社)全国林業改良普及協会の矢加山聡専務理事の挨拶に続き、各府県から代表者が活動を発表され、大変意欲的で個性的な活動に大きな刺激を受けました。

約9年ほど前、私も発表に立たせていただき、県内で最優秀賞、滋賀県知事賞をいただき、近畿ブロックコンクールに登壇させていただいたことがあります。

本年度より森林環境税が本格導入され、国内の全納税者より年間1000円が徴収されるようになりましたが、森林資源の保護と活用に活かすための森林環境譲与税が、山間部よりも都市部に多く交付されているなどの問題点も指摘されています。それは交付額を算定する基準割合が各自治体において人工林面積が50%、林業従事者数25%、自治体人口25%となっていることも大きな要因となっていることなどが挙げられます。

今後紆余曲折を経ながらより良い制度へと近づけていく必要性を強く感じますが、私たちも持続的な資源活用や農林業への獣害軽減の観点から、森林環境譲与税の活用法についてさらに研究していかなければいけないと思います。

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