第5回臨時会

日野町議会は午前8時30分より議会運営委員会を開催し、本日1日を会期として開催される第5回臨時会の追加議案について協議を行いました。

続いて議員全員協議会では、7月7日の日野町議会議員再選挙にて初当選された錦戸由佳さんが自己紹介をされました。昨年5月の一般選挙では定数14人に対し16人が立候補いたしましたが、3人が法定得票数に達しなかったため、1人欠員の状態が続いていました。

その後9時5分より第5回臨時会を開催し、堀江町長が2期目の初議会にあたり挨拶を述べられた後、執行側より提出された一般会計補正予算についての審議を行いました。

この補正予算は物価高騰を受けた定額減税の恩恵を十分に受けられない納税義務者に対し、その差額を調整給付として支給するにあたり、令和6年度住民税額の決定に伴う調整給付額の増加に対応するためには予算額に不足が生じるため、一般会計より6500万円を増額補正しようとするものです。財源は国庫支出金(物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金)です。

この提案に対し、共産党の加藤和幸議員より「共産党は5月補正でも反対したので、この件でも同じスタンスである。定額減税への負担には全国の自治体が悲鳴を上げている」との趣旨で反対討論がありました。

これに対し私・後藤より「定額減税の捉え方は様々であることは報道でも見聞きしている。しかし、我々議員の本分は住民福祉の実現である。本件の趣旨は物価高騰により苦しまれている方々への支援である。そのためには1日、1分、1秒でも早く給付金をお届けし、暮らしの助けとすることが望まれる」との趣旨で原案に対し賛成討論を行いました。

採決では、共産党の加藤議員、松田議員は反対、その他の議員は賛成であり、賛成多数により補正予算は可決されました。

その他、杉浦和人議長が厚生常任委員を辞任され、代わりに錦戸議員が選任されました。また、予算、空家対策、議会改革の各特別委員会は定数を12名から13名に変更、各特別委員に錦戸議員を選任することを決めました。

また、任期満了に伴う滋賀県後期高齢者医療広域連合議会の議員に堀江和博町長を再任することを全員一致にて決めました。

議会閉会後はこの日3回目となる議員全員協議会を開催し、県が進める新たな企業団地開発計画について、産業建設主監等から説明を受け、意見交換を行いました。

その後、加藤議員、高橋議員と議員相談室にて農村RMOについての意見交換を行い、続いて議長室に奥師区の区長さんと役員さんをお迎えして、議長、私・後藤、建設計画課長、農林課長の6人により、奥師区の課題について協議を行いました。

猛暑日が続いています。天候も不安定で心身にとって厳しい毎日です。水分、塩分の補給を忘れず、決して無理をせずに乗り切りましょう。

2期目の初議会にて挨拶を行う堀江和博町長
議会運営委員会の開催を待つ委員会室
議会再開前の休憩中の議場

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