予算特別委員会

日野町議会は昨日、本日と二日間にわたり令和6年一般会計当初予算に関する予算特別委員会を開催し、いずれも予定時間を大幅に超過して審議を行いました。

全提出案件について質疑応答の後、討論はなく、全員一致にて採択すべきものと決しました。

日野町議会では今回の委員会のみならず、本会議での質疑などについても、大変長時間を要している会議が多くなっています。
勿論、会議規則に則った上で、質疑内容が多岐にわたることや、深堀りのために時間を要するのであれば、それは大変結構なことであると思います。
しかし、既に他の議員の質疑や質問にて執行側より回答を得ている内容を質していたり、再質疑・再質問時の内容が、元々質していた項目から逸脱している場合など、会議の基本的な規則を心得ていない議員が多く見受けられます。
また、予め質問内容をまとめておいてから発言する事などは、議会でなくとも、会議全般にわたっての常識の域であると思いますが、思い付きで発言し、更に、発言しながら言葉を考えているような場合や、同じ内容を重複して発言していたり、「え~と、あのう・・・」等、場繋ぎの言葉を際限なく繰り返している議員も多々見受けられます。

定例会には「議案熟読」という日程も十分に取られており、これらの日程も含めての会期となっていることから、会議に臨む前には、議案内容をしっかりと把握し、質すべき内容を整理したうえで、趣旨がスムーズに執行側に伝わるよう準備を整えておくことは、議員としての最低限の資質であると思っています。
その上で、会議時間が長引くのであれば、これは大変好ましい事であると思いますが、このような議員資質のあり方により長時間化している会議が増えている現状、議会のみならず、執行側職員の大切な執務時間を浪費させているようにも感じます。

次回の議会運営委員会にて、これらのことを取り上げ、議員全員協議会にて会議の在り方について考察する時間を設けたいと思っています。

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