蒲生郡町議会議員研修会

臨時会閉会後、午後は竜王町防災センターに移動し、蒲生郡町議会議員研修会に出席しました。

今回の研修内容は「滋賀県の廃棄物に関する取組について」です。

滋賀県琵琶湖環境部循環社会推進課の市田重宏課長より、①滋賀県琵琶湖環境部循環社会推進課について、②第五次滋賀県廃棄物処理計画について、③プラスチックごみ対策について、④食品ロス対策について、⑤災害廃棄物処理対策について、⑥不法投棄等について、⑦諸課題についての説明を受け、質疑に入りました。

私からは海洋ブラスチック問題について質しました。

現在滋賀県では環境こだわり農作物として環境こだわり米栽培の普及に努めていますが、これに使用される緩効肥料(一発肥料)をコーティングしている合成樹脂が、排水路から流れ出て琵琶湖や河川、海に至り、深刻な問題となっています。

この件については4年前に農水省に赴き、対策を訴えました。その甲斐もあってか、現在は有機材料でコーティングした緩効肥料が開発されており、昨年は甲賀市の肥料工場を視察させていただきました。

ですが、このような高品位肥料は価格が高く、現行の緩効肥料を一気に代替することは大変難しい事です。

海洋プラスチック削減に向け、高品位肥料購入のための補助金創設を、農政水産課などと連携して進めていただきたいが如何かという内容です。

これに対し、市田課長より、当課では農業の補助金を扱っていないが、大切な問題であるので、農政水産部や国にも働きかけていくとの答弁でした。

海洋プラスチックは2050年には海にすむ魚の量より多くなると予測されています。

日々の暮らしの中でも意識してコツコツと対策をしていくことが大切です。

滋賀県琵琶湖環境部循環社会推進課の市田重宏課長
竜王町議会の小西議長
永年勤続者表彰を受ける竜王町議会の森嶋議員
挨拶に立つ堀江日野町長
挨拶に立つ西田竜王町長
挨拶に立つ日野町議会の杉浦議長

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