滋賀県町村議会議長会主催の議員研修会

滋賀県町村議会議長会主催による県内6町の町議会議員研修会が甲良町で開催され、私も受講させていただきました。

島根大学教育学部の作野広和教授による「新たな仕組みによる住民主体の地域づくり」について等、地方の自治体、基礎自治体が抱える人口減少下における地域運営組織立ち上げの必要性などが紹介されました。

地域運営組織(RMO)については、地元の桜谷地区でもRMO推進協議会が設立され、その実現に向けて有志の方々を中心に活動を始めておられます。

が、住民さんたちも必要性は十分に理解しておられても、これまで脈々と受け継がれてきた文化や慣習が、集落ごとに大きく異なり、ある意味では排他的であったことが独自文化の継承を可能にしてきた部分もあるだけに、いくつもの集落を横断的にまとめるRMOに対しては、感情面でも大きな抵抗を持っておられる方が多く、そこに行政が絡むことについては反発も大きい状態です。

今回の講義は「必要性」についてが議題でしたが、県内の地方議員は既に必要性は十分に理解しておられる方ばかりと感じますので、その先についてヒントがいただける内容でなかったことを残念に思いました。

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