日野町議会は本日、本会議を開き、町長より提出を受けた全議案について採決を行い、全議案を可決いたしました。
議運委員長として私・後藤からも「日野町議会議員の請負の状況の公表に関する条例の制定について」を提案し、全員一致にて可決していただきました。
この条例は、地方議員のなりて不足対策として今年3月に改正された地方自治法に関連し、議員個人に対する請負について、会計年度中、300万円を超えない場合は規制の対象外とし、請負状況の透明性を確保するため、毎年6月中にその前会計年度に行った請負について、一定の事項を議長に報告し、議長は報告の一覧を作成して公表するというものです。
また、意見書決議案「名神名阪連絡道路の建設促進を求める意見書決議について」を、西澤正治議員を賛成者として私・後藤から提出させていただき、こちらは共産党の加藤、松田両議員を除く議員の賛成にて決議されました。
この意見書決議については、本来は産業建設常任委員長である加藤議員から提出を受けるのが適当と思われますが、同議員は頑なにこれを拒否されたため、今朝の議会運営委員会にて、私・後藤から提出することにさせていただいたものです。
町の産業と経済の推進を図ることを所管する産業建設常任委員会の委員長が、党や個人のポリシー、イデオロギーを優先されるこのような姿勢には、大いに疑問を感じるところです。
請願「国に対し、刑事訴訟法の再審規定(再審法)の改正を求める意見書の提出を求める請願書」については、継続審査と決し、閉会中に総務常任委員会を開催し、より詳細に審議することとなりました。
また、請願「加齢性難聴者への補聴器購入に公費助成制度の創設を求める請願書」の採決について、私は賛成いたしましたが、賛成少数により不採択となりました。
以上をもって27日間にわたり各議案等の審議にあたった日野町議会9月定例会は、すべての審議を終え、閉会いたしました。
12月議会は12月1日(金)に開会し、12月25日(月)までの25日間を会期として開催される予定です。
議員、職員の皆様、お疲れさまでした。
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