桜渓祭り・島崎の家活用研究発表会・正明寺ご閉帳

午前10時より東桜谷公民館で桜渓祭りが開催され、そのオープニングとして日野雅楽会が雅楽演奏をさせていただき、私も司会進行を務めさせていただきました。

雅楽をより身近に感じていただき、触れてみたいと思ってくださる方が一人でも増えていただければ幸いです。

午後1時30分からは大窪の島崎善兵衛邸にて京都橘大学の鈴木あるの教授と学生さんたちによる「島崎の家・活用研究発表会」が開催され、参加させていただきました。

近江日野商人・島崎善兵衛氏の旧宅を日野まちなみ保全会の方々が中心となって手入れされ、現在は(一社)近江日野商人島崎の家が管理される古民家の活用法について、町の活性化や関係人口増大と絡めて研究していただいた学生さんたちの研究をお聞きしましたが、彼ら、彼女らの若者らしい視点や発想力は、島崎邸のみならず、今後の町の取り組みについても大変意義深いものだと思います。鈴木あるの教授の情熱も、学生さんたちに大きく影響していることも感じました。

研究発表閉会後は、聖徳太子1400年御遠忌慶讃・特別大開帳の閉帳法要が行われている松尾の法輪山正明寺へ向かい、檀家総代さんたちと、檜皮葺大屋根および河村若芝の掛け軸等文化財補修にむけての県への要望について打ち合わせをさせていただきました。
文化財は日野町民共有の財産という視点に立ち、世代を超えて守り続けていきたいと思います。

東桜谷公民館の桜渓祭りオープニングで雅楽演奏をする日野雅楽会の面々
島崎の家活用研究発表会で挨拶する京都橘大学の鈴木あるの教授
島崎の家活用研究発表会で研究発表する京都橘大学の学生
聖徳太子1400年御遠忌慶賛特別大開帳のご閉帳法要が執り行われた法輪山正明寺

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