全国市町村国際文化研修所(JIAM)での令和5年度トップマネジメントセミナー、2日目の受講を終え、帰途につきました。
今回の受講内容は
10月2日(月)
名古屋市立大学 特任教授・奈良大学 特別教授 千田嘉博氏
②ヨーロッパの取組から学ぶ豊かなまちづくり
龍谷大学政策学部政策学科 教授 服部圭郎氏
10月3日(火)
③食(ローカルフード)による地域づくり
料理家・フードコーディネーター 梶山葉月 氏
④こどもまんなかまちづくり
~こども家庭庁の設立とこども基本法の施行~
杏林大学 客員教授・こども家庭庁 参与・前三鷹市長 清原慶子氏
の4つの講座でした。
先ほど、受講内容の報告書を議会事務局に提出しました。
①については、生活面での住民福祉をはじめ、扶助費の捻出に追われる地方自治体にとって、なかなか城跡等史跡のバリアフリー化までは手が回りませんが、興味深い内容でした。
②については、ヨーロッパと日本では難民の流入問題や、北欧の風力発電事業など、地理的、気候的条件が異なる日本では、あてはまることは少ないと感じましたが、将来を見据えたまちづくりへのモチベーションになりました。
③については、各地の郷土料理などを活かした地域づくりには大いに共感を得ましたが、伝統の継承としては大切なことですが、それを観光資源やまちづくりに活用しようと思うと、メディア等へのPRの問題や観光行政としての取組など、検討すべき問題も多々あると感じました。
④については、新設された「こども家庭庁」の理念や取り組み手順などが大変よくわかり、こどもの現在と将来を見つめた新たな時代が始まったことに大きな期待と、展望が見えてきた気がします。
10月18日からは2泊3日の予定で「地方財政制度の基本と自治体財政」の研修を受講します。本研修は3年前にも受講しており、2回目の受講ですが、復習を兼ねて楽しみにしています。
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