佐川美術館で山下清展を鑑賞

佐川美術館で開催中の「生誕100年 山下清展」が最終日でしたので、WEB予約をして家内と鑑賞してきました。

山下清画伯については、テレビや映画が先行して、現実とはかけ離れたイメージが定着してしまっています。

実際の画伯は絵を描くために放浪された訳ではなく、各地の自然や人々が暮らす風景に触れたくて全国放浪の旅を繰り返されました。

そのため、ドラマのようにスケッチブックや画材を持ち歩いたりはせず、八幡学園や自宅に帰ってから作品作りに打ち込んでいらっしゃいます。

どの作品にも圧倒されましたが、その中に目を凝らさなければいけないほどの繊細さが散りばめられており、これらの作品群を一度に鑑賞できた本展覧会には、心より感謝させていただきました。

帰宅後、コンピュータ指導のために彦根市と東近江市に向かいましたが、その間もずっと画伯の作品が頭の中をぐるぐると巡っていました。

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