日野公民館ホールで開催された令和4年度日野文化懇談会総会にお招きいただき、杉浦議長の名代として堀江町長、安田教育長とともに出席してご挨拶させていただきました。
文化遺産プランニング代表・京都国立博物館調査員の井上ひろ美氏による「官民協働、みんなで進める文化財の保存と活用」と題した記念講演も拝聴させていただきました。
日野町は今年度から2年間、令和6年度の文化庁認定を目指して文化財保存活用地域計画の策定に着手しています。本計画が認定を受けると文化財の定義を町が独自に定めることが可能となり、国庫補助事業における補助率加算などの優遇や、国の文化財登録原簿への登録の提案を受けることも可能になります。
しかも、この計画には未指定の文化財も含めることができ、さらに行政だけでなく文化財の保護活用に向けた民間の取り組みも含めることができます。
講演ではこれらの取り組みについて、事例も交えながらとても分かりやすく説明してくださいました。聞いているだけでモチベーションが高まる素晴らしい講演でした。
多くの皆さんに講演を受講していただきましたが、聞いただけで終わらせるのではなく、文化財保護を所管する総務常任委員長としても皆さんと手を取り合い、今後の活動にしっかりと活かしていきたいと思います。
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