令和4年日野町議会第3回臨時会

本日午前9時より令和4年日野町議会第3回臨時会が開催され、専決処分2件、工事請負契約の締結2件、条例の改正2件、補正予算1件の計7議案と損害賠償の報告1件が上程されました。

町長からの提案理由の説明を受けて議員全員協議会を開き、執行側より各議案についての詳細な説明を受けた後、私を含む5議員が質疑に立ちました。

その後、討論では、来月6月に支給される職員の期末手当(賞与)について、コロナ禍により民間では多くの職場で賞与が減額や無支給となる中、人事院勧告に基づき公務員についても一定の減額措置を講じ、その中には昨年11月支給分で減額できなかった分も合算して減額する条例改正案について、共産党の加藤議員より「労働組合員を含む職員の生活への負担が大きくなる。また昨年11月の期末手当でこれを行えなかったのは自公政権が衆議院選挙をにらんでわざと人事院勧告の実施を遅らせたためだ」などという主旨の理由で議長への事前通告なしに反対討論を行いました。

これに対し私・後藤は「自公政権が衆議院選挙をにらんでわざと人事院勧告の実施を遅らせたというのは、共産党の憶測にすぎない。それをさも確定の事実として発言することは議員としてあってはならないことである。また、世間の企業などでは、コロナ禍で収益が落ち、賞与も減額やカットが続いている中、人事院勧告に沿って期末手当減額を実施るのは、住民の範となるべき公務員の本来あるべき姿である。今回の期末手当減額については、町長側と職員側との間で労使間合意が形成されており、職員も組合も納得されていることは、既に総務課長が説明されている。それに対し議員が口出しすることは越権行為である」との主旨の賛成討論を行いました。

採決の結果、共産党の池元、加藤2議員は反対、他の10議員は賛成となり、賛成多数により、本議案は可決されました。他の議案については全議員一致により可決されました。

6月2日からは6月議会が開催されます。ぜひ傍聴席に足をお運びくださいませ!

議員全員協議会後の休憩。本会議の再開を待つ議員と執行側。向かって左から3番目が堀江町長

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