猟銃の照合検査

午前中、年1回の猟銃の照合検査があり、ショットガン2丁を東近江警察署の生活安全課に持参しました。

昨年までは3丁あったのですが、1丁を知人に譲りましたので、3階までの階段が少し楽でした。

日野町では昨年はCSF(豚熱)の感染拡大によってイノシシは少し減少したものの、ニホンジカとニホンザルによる農業への獣害は深刻さを増しています。

各集落で捕獲用の罠を仕掛けるなど対処もしていますが、その場合でも止め射ちは必要ですし、ニホンザルや大型イノシシの駆除は銃猟が中心です。

議員として農業問題を扱う以上、獣害への対策は避けて通れません。動物を殺生することは誰でも抵抗がありますが、そのような、いわば汚れ仕事を他人任せにしておきながら、机上の理屈だけを議論する姿勢は私としては肯定できません。

そういうわけで自ら銃の所持許可と狩猟免許を取得して獣害対策にあたっています。

農業問題に限らず、問題点も対策法も、現場を知らなければ見えてきません。

移住定住政策が思うように進まないのも、現実は地元の人、移住者双方の感情論も含めた、相互理解やコミュニケーション等も大きな要因となっていますが、そのような議論はほとんどなされずに、数字から問題点を探ろうとしています。

地方議員には、現場に身を置き、何事も身をもって知る姿勢が必要であると思います。

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