地元集落の組汁

午前中、地元・鳥居平区1組の組汁に出席しました。

日野町に移住するまで「組汁」というものを知りませんでした。

毎年年始に区内の各組で各戸の代表者が集まり、組の決まり事や行事について協議したり、区の総集会に向けての要望事項とりまとめを行います。

例年ですと、その後に皆で会食をするのですが、昨今の新型コロナウイルス感染症感染拡大防止の観点から、現在はお弁当をいただき、自宅に持ち帰るようになっています。


組汁とは、滋賀県は海のない県ですので、かつてはその年の組長さんが年始に組内の住人を自宅に招き、お魚料理やお汁ものをふるまったことから、始まったそうです。

現在では、町内や近隣の料理屋さんに集まって協議と会食をするのが常となっていますが、昔のように組長さんが振舞うのではなく、各戸から徴収する組費で行っています。

鳥居平区も少子高齢化と人口減少の影響で、毎年区民が減っており、私も2年前に組長をさせていただいたばかりですが、再来年はまた組長が回ってきます。

区や組の役員も、1人がいくつもの役を兼務する状態が続いており、今後、自治会を継続するにあたって、役員や行事などについて抜本的な見直しが必要となってきております。

組汁に出席しました

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