150年ぶりに上演された舞楽・青海波一具を鑑賞いたしました

昨日は岐阜県羽島市の不二羽島文化センター・スカイホールにて、舞楽・青海波一具を家内と鑑賞させていただきました。

雅楽松風会第5回定期演奏会として、豊靖秋師(豊家第45代当主)、豊英秋師(元宮内庁式部職楽部主席楽長)を客演にお迎えし、総勢65人で上演された壮大な舞楽です。

一具として通しで上演されるのは約150年ぶりとなり、多くの雅楽関係者の方々の夢でもあったとのこと。

今年は大河ドラマ「光る君へ」が放送されていることもあり、全国的にも雅楽や平安への関心が高まっています。

約1000年前の平安時代から、演奏のみならず、舞やその装束に至るまで今日に受け継がれている雅楽は、私たちの心を一瞬にして紫式部が描いた源氏物語の世界へとタイムスリップさせてくれる、不思議な感覚にもとらわれます。

このような機運に、ぜひ一人でも多くの方が雅楽に興味を持たれ、触れてみたいと思っていただけることを祈っております。

一夜明けましたが、未だに昨日の余韻に浸らせていただいております。素晴らしい舞台を上演してくださいました松久貴郎様はじめ雅楽松風会の皆様に、心より感謝申し上げます。

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