予算特別委員会/総務常任委員会

日野町議会は12月定例会は、本日午前9時より予算特別委員会を開催し、令和3年度日野町一般会計補正予算(第7号)について審議いたしました。

今回の補正予算では、人事異動等による人件費の補正、令和3年8月豪雨による災害に係る災害復旧事業、新型コロナワクチン接種の体制整備に係る経費等、必要性の高い事業について、所要の予算措置が講じられています。

審議は午後1時前まで行われ、討論では池元議員(共産党)と齋藤議員(民声の会)が反対討論に立たれ、私・後藤が賛成討論に立ちました。

採決の結果、賛成6(谷、西沢、後藤、高橋、中西、野矢)、反対5(池元(共)、加藤(共)、齋藤(民)、奥平(民)、山本(民))で、可決すべきものと決しました。

予算特別委員会の開会を待つ各委員

午後2時からは私が委員長を務める総務常任委員会が開催されました。

今回の総務常任委員会は、9月定例会に続き付託された案件がありませんので、調査研究として、日野町の文化財や伝統芸能などの保護や伝承について、教育委員会生涯学習課に作成いただいた資料を基に、意見交換を行いました。

「文化立国実現」を掲げる現政権に対し、日野町議会からも、年明けに開催される通常国会での令和3年度補正予算に文化財の修理、伝統行事・伝統芸能の伝承に必要な予算の確保してもらえるよう意見書を提出することを提案しましたが、加藤議員(共産党)、齋藤議員(民声の会)の強い反対で、持ち越しとなりました。

この2議員の発言要旨は、意見書の内容に反対するものではないが、どちら側が提案したかが重要とのことですが、地方議会は二元代表制です。議会に与党・野党を作ってはいけないことが議員必携にも記載されています。ましてや文化財は町民共有の尊い財産です。その保護伝承にまで、イデオロギーを持ち込み、右だ左だと言って町民利益を害する姿勢は、議員の資質に悖る行為だと思います。

続いて、議長より提出を受けた「選出議員の選挙区改定に向けた検討の見直しを求める意見書(案)」について審議を行い、こちらは全員一致にて採択すべきものと決しました。

明日は、午前8時30分より議会運営委員会、9時より産業建設常任委員会、午後は厚生常任委員会が開催されます。

総務常任委員会の開催を待つ各委員

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