東桜谷おしゃべり会・県道西明寺安部居線第2工区意見交換

午前中、東桜谷公民館に兵庫県宝塚市西谷地区まちづくり協議会さんをお迎えし、東桜谷おしゃべり会との意見交換会を開催いたしました。

同協議会さんでは社会福祉協議会から提供を受けた自動車を用いて高齢者向けの移動支援事業を行っておられます。私たち東桜谷おしゃべり会も日野町内で初の試みとして令和元年より地区内の住民が自家用車を用いた移動支援サービスである「おたすけかごや」を運営しており、目的は同じでも、運営方法などが異なることから、双方の運営状況や課題などについて意見交換を行いました。

日野町では現在、小井口区、西桜谷地区も同様のサービスを始めておられ、高齢者を中心に地域の足として利用されています。

この他町行政ではアイシンさんと提携したAIオンデマンドタクシーとして、町内移動に200円の均一料金で利用できる「チョイソコひの」の実証実験が行われており、大変好評を博していることから、来年度は東西桜谷地区にもエリアが拡大され、最終的には全町を対象としたサービスに繋げていく予定です。

当町のように農業を基幹産業とする町では、高齢になり運転免許証を返納してしまうと、軽トラや農耕車両の公道運転もできなくなり、生活に支障をきたしてしまいます。かと言って、買い物や通院などの長距離を運転するには不安があるという方も多く、今後このような移動支援サービスは益々必要性が高まってくるものと思われます。引き続き地方都市の住民にとって利用しやすい移動サービスについて研究を重ねていきたいと思います。

午後は県道西明寺安部居線改良促進期成同盟会の正副会長と西桜谷地区安部居役員、滋賀県東近江土木事務所、日野町役場建設計画課の4者会議が開催され、出席いたしました。

同県道は第1工区の工事がほぼ完了しているものの、第2工区の法線については地元の耕作者さんと県との間で折衝が続いています。この路線は東西桜谷地区にとっての大動脈であるだけに早期の法線確定、詳細設計ならびに着工が強く望まれています。

これからも地元の声にしっかりと耳を傾け、1日も早い全線開通が実現するよう尽くしてまいります。

宝塚市西谷地区まちづくり協議会のみなさん
東桜谷おしゃべり会のみなさんと
東近江土木事務所道路計画課と安部居区長さん
日野町建設計画課課長と参事

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