予算特別委員会/産業建設常任委員会

日野町議会は本日午前中に予算特別委員会、午後には産業建設常任委員会を開催いたしました。

両委員会とも付託議案に対し慎重審議を行った後、討論はなく採決では全委員一致にて可決すべきと決しました。

私からは今議会で提案された町道西大路鎌掛線改良工事(その11)に対し、次の4点を質し、執行側より答弁をいただきました。

①町道西大路鎌掛線改良工事においてバイパス工事が行われる間、旧町道との連絡にスロープを設けるとのことであるが、接続地点の安全対策は万全か?

→改良され一部供用されている道路と旧道とは約2mの高低差があるため、十分な注意喚起を行い、安全対策に努める。

②全線の工事が完了後は今までの町道は里道に格下げされるのか、それとも町道のままか?里道となる場合、以後は道路の管理を地元が行うことになるが、地元理解は得られているのか?

→工事完了後は里道に格下げとなる予定であるが、地元との協議は今後行うことになる。まだ決定事項ではない。

③全線の供用開始後は、旧道との接続点はどのような形態になるのか?公安委員会では原則的に90度の角度での接続を求めていると思われるが如何か?

→安全を十分考慮に入れた上で公安委員会とも協議し、今後決めていきたい。

④西大路地先に向かって工事が進捗するにつれ、水分が多く軟弱な地盤となるが、道路側溝の雨水排水渠は当初の予定通り300mm X 300mmの容積で十分なのか?県道西明寺安部居線の一部のように600mm X 600mmの大容量排水渠は必要ないのか?

→現段階では300mm X 300mmで賄えると考えているが、今後工事の進捗を見ながら検討していく。

との内容でした。

また、採決後の「その他」において、県から委託されている道路愛護活動などで、地元住民が道路沿いの草刈りを行っている。もしも飛び石などで通行車に被害が出た場合、その責任や損害補償は作業員、集落、委託者である県のうち、どこが負うのか?飛び石を防止するシールドや板などを行政から貸し出すことはできないのかを質しました。執行側の回答では、責任の所存は調べてから回答させていただくとのこと。シールド等の貸し出しは難しいとのことでしたが、帰宅後に建設計画課長より連絡があり、県に問い合わせた結果、補償に関しては事業を委託するにあたり、各集落の組織に対し、保険加入を義務付けているので、これで対応していただくことになる。責任については作業当事者または集落組織が負うことになるとの説明を受けたとのことでした。

委託業務であるにもかかわらず、責任についての県の姿勢には納得がいかない思いです。次回土木事務所に伺った際に意見させていただこうと思います。

明日は午前9時より厚生常任委員会、午後2時より総務常任委員会が開催されます。

委員会は一般質問と違い、事前の質問通告も答弁書もありませんので、議員、一行側ともにガチの質疑応答が行われます。各議員の資質も大変良くわかる会議ですので、ぜひ傍聴に来てみてください。

予算特別委員会の開会を待つ各議員

コメント

タイトルとURLをコピーしました