一般質問・予算特別委員会

日野町議会は午前中、一般質問の2日目を行い、私・後藤も最終登壇者として次の3項目について質問いたしました。

1. 移住定住施策を含め空家施策を横断的に扱う部署の設立を

2. 文化財保存活用基金(仮)の創設について

3. マイナンバーカードの利活用について

今回の質問は、すべて提案型の質問で、執行側には申し訳なかったですが、かなりキツイ表現での意見も出させていただきました。ですが、2、3については大変前向きな答弁を引き出すことができましたので、今後の執行側の取り組みを注視していきたいと思います。

午後は予算特別委員会が開催され、提出された一般会計の補正予算について審議いたしました。

昨年の春に初当選された議員さんたちにとっては、既に6回目の定例会となりますが、その中には未だに質問と質疑の違いや会議規則などが理解できていない方も複数おられます。この会議ではあまりにも目に余る発言が続きましたので、途中で休憩動議を入れさせていただき、議会運営委員長として、ルールに則った発言をするよう、強く注意をさせていただきました。

地方議員は当選すると、まず最初に約500ページからなる「議員必携」を受け取ります。この本は議会制民主主義についてや、地方議会の根幹をなす二元代表制についてから、町村議会での議員活動上問題となる事例を中心に、議員の立場になって制度・運営面からその疑問への回答、初歩的な問題から複雑な議案審議の着眼点に至るまで網羅されています。 「地方自治法」「標準町村議会会議規則・同委員会条例」などの資料も収録されており、議員活動になくてはならない副読本となっています。

この本は「議員のマニュアル」であると同時に、私たち地方議員命綱ともいえるものです。私も判断に迷ったときや、これまでの事例などを知りたいときは、繰り返し読み、議員活動の羅針盤とさせていただいています。

会議が開かれるのを待つ議場の様子
予算特別委員会の開会を待つ委員会室
町村議会議員としての基本が網羅された議員必携

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